水産業の活性化を目指し、さまざまな角度からご提案できるよう、3つの事業展開をしています。
弊社は、鮮魚輸出のコールドチェーンを活用し、例えばタイ・バンコクへ小田原の朝どれ鮮魚を水揚げ翌日の午前中には現地の飲食店様にお届けできる体制を整えています。弊社の持つ水産物輸出のネットワークは、細かい魚種ごとの梱包ノウハウ、航空便の優遇料率、空港から各店舗様までの物流の組み立てによって支えられています。現在は東南アジアを中心に月間25便以上の輸出を行っております。
海外の日本食ブームに対応する、鮮度感ある食材のオンタイム輸出、また生産者様への技術面での後押しを通じて、価値ある産物を世界に販売してまいりたいと考えております。
インドを中心に、ベトナム、インドネシア、タイなどの生産国での生産管理、検品、値決めを行っております。弊社現地スタッフにより品質指導、出荷前検品、新しいサプライソースの発掘をさせて頂いております。特に、近年養殖場が減りつつある天然に近い養殖環境で行う粗放養殖ブラックタイガーや高い塩分の環境で養殖された甘みの強いバナメイ海老、コスト競争力の高い加工原料用ムキエビを主力商材としております。
水産業界には、まだまだ面白い未知の分野がたくさんありそうです。経験や勘を大切にしながらも、徹底してその理論を研究するのが弊社の仕事の取組姿勢です。例えば、神経締めの分野では方法と道具での特許を通じて、生産者の皆様により高い品質の刺身用鮮魚の生産が可能になる技術を有しています。(特許出願済2件)
弊社は貿易会社でありながら、仕事に携わるスタッフ一人一人に対しては、技術や理論に精通することを求めております。私たちは単なる営業集団ではなく、技術営業集団として、高いレベルの営業活動を通じて魚価向上に貢献してまいります。